おすすめはどれ⁉ 「ディグニクス」シリーズ徹底比較‼
どーも,もんきちです🐵
今回は「テナジーを超えるラバー」と名高いディグニクスシリーズを徹底解説していきます。
もうテナジーは時代遅れ??
ディグニクスとはどのようなラバーなのでしょうか??
ディグニクスシリーズとは?
(https://www.butterfly.co.jp/products/detail/06040.html)
ディグニクスシリーズとは卓球メーカー「バタフライ」から発売されているラバーです。
テナジーシリーズに使用されている「スプリングスポンジ」をさらに進化させた「スプリングスポンジX」を使用しており,今まで以上の高い反発力とラバーへの食い込みを両立させたラバーです。
つまりめっちゃ飛ぶのにラバーにしっかり食い込むから回転もめちゃめちゃかかるラバーということですね‼
バタフライからの情報によると,今回使用されている「スプリングスポンジX」は従来のスプリングスポンジに比べ,食い込むときの変形のしやすさが14%,反発弾性が3%向上したとされています。
特徴① 変形しやすさ=回転のかけやすさUP‼
卓球の回転はラバーのゴムがもとに戻ろうとする力でかかるので,ラバーが大きく変形する=もとに戻ろうとする力が大きい→強力な回転がかかるということです。
よく「ボールをつかむ」といいますが,これはしっかりとボールをラバーに食い込ませる=ラバーを変形させることを言います。ラバーが変形しやすいとボールをつかみやすく回転をかけやすいということですね‼
特徴② 反発弾性=ボールの飛びUP‼
反発弾性とはその名の通りボールを押し返す力です。ラバーを貼っていないラケットで打つと全然とばないのにラバーを貼るとよく飛びますよね。
これは手でボールを打つ力にラバーのボールを跳ね返す力が乗っているからです。この反発弾性が高いとよく飛ぶラバーということになります。
特徴③ シートの耐久力=ラバーの寿命UP
シートも改良されており摩擦耐久性が倍以上強化されています。
この摩擦耐久性とはラバーの寿命に直結しているもので,耐久性が高くなれば長くなるほどラバーの本来の性能を発揮できる期間が長くなります。
基本的に性能のいいラバーはボールがラバーによく食い込む=ゴムに負荷がかかるため,寿命が短くなりがちです。
その常識を変えたのがディグニクスシリーズです。
下の画像はディグニクス05と従来のラバーの同じ場所に一定回数ボールを当て続けた実験の画像です。肉眼で見た様子と顕微鏡で拡大した様子が載っています。
水谷選手も
ディグニクスは、シートの耐久性が高いと感じます。毎日練習する場合、かつては大体3日でラバーを交換していましたが、ディグニクス80を使っている今では1週間ほどですね。(参照:ディグニクススペシャルサイトより)
とコメントしており,トップ選手でも約2倍の期間使用できるほど耐久性能が上がっていることがわかります。
ディグニクス3種徹底比較
基本情報
ディグニクスシリーズで比較していくと,
〇スピード 64≻80≻05
〇回転 05≻80>64
となっております。
スピードを求めたい選手→ディグニクス64
回転を求めたい選手→ディグニクス05
バランスを求めたい選手→ディグニクス80
といった選び方をするといいでしょう。
この数値は全ラバー中でも非常に高く64だから回転がかかりにくい,05だからスピードが出ないということはありません。
上の図はバタフライのラバーの性能比較表となっています。
3種とも回転・スピードともにトップクラスに位置していますね。
硬度は3枚とも40となっております。これはテナジーシリーズの36に比べ硬めの数字になっていますが,実際打ってみるとどれもボールをつかむ感じが良くあまり硬さが気になりません。打球感は柔らかいですが,実際は硬くなった分相手のボールに押されにくくなっており,激しいラリーを制しやすくなっております。
①ドライブ
3種を比較してみると,
安定感 05=80≻64
パワー 64≻80≻05
回転量 05≧80≻64
といった感じです。
3種に共通して言えるのは,面をかぶせて前にスイングしてもしっかりと引っかかって安定したドライブが出るというところです。ドライブに関してはそれぞれ特徴はあるもののどれも最高のラバーといえるのではないでしょうか?
②弾道
ディグニクスシリーズはボールの引っかかりがいいため,ラケットのスイング方向にボールが飛んでいきやすく,テナジーより少し高めの弾道を描きます。その分ネットミスが減り,回転量も凄まじいため相手のコートでギュンと沈むドライブが繰り出せます。
(画像参照:https://www.butterfly.co.jp/product/dignics/)
弾道の高さ 05≻80≻64
ボールの深さ 64≻80≻05
③引き合い
個人的な感想になりますが,引き合いは
80≻64≻05
という感じがします。
80は回転とパワーのバランスが良く,後ろからでも安定して威力の高いドライブを連発できます。64は非常にパワーがあるため攻撃的な引き合いに向いています。
05は安定はするのですが,少し弾道が高く相手に上から打たれるためどちらかというと凌ぐ感じの引き合いになることがあります。
どれも相手のボールに押されないため引き合いに非常に向いているラバーです。
④ブロック・カウンター
ブロック → 05≻80≻64
という感じがします。どれもよく弾むので,少し抑えるイメージでブロックしないとオーバーミスしてしまうことがあります。問題なくできますが,可もなく不可もなくという感じです。
カウンター → 05≻80≻64
という感じがします。どれもコンパクトなスイングで強力なカウンターが可能で,その中でも特に05が安定しているように感じます。ラバーの硬さのおかげで相手の強力なドライブに押し負けることが少なくなりました。
64・80はミート打ちが非常にしやすく,前陣でたたいてカウンターする選手にはこの2枚がおすすめです。
⑤サーブ・レシーブ
サーブ → 05≻80≻64
全体的に少し長くなってしまいがちです。05が一番コントロールしやすく,回転がかけやすく感じました。
台上 → 05≻80≻64
これもサーブと同じでどれもかなり弾むので,慣れるまではストップを浮かしてしまうことも多いでしょう。その中でもコントロールしやすいのが05でした。
チキータ → 05=80=64
これはどれもかなりやりやすいです。05は回転強めの安定型チキータ,64は速いチキータがしやすく,チキータ主戦の選手は自分のチキータの質に合わせてラバーを選ぶのもありだと思います。
⑥扱いやすさ
中級者目線で扱いやすさを比べてみると,
80≧05≻64
といった感じです。
バランスがいい80が一番扱いやすかったです。64は非常にいいボールが出るのですが,細かい技術をする際コントロールが難しかったり,弾道が低めで安定感が少し落ちるような気がしました。
ガンガンドライブ型の選手は64でごり押しするのがいいと思うので選手によって合うラバーは変わってくると思います。
まとめ
ディグニクスシリーズの強み
①テナジー以上の超高性能
②寿命が長くコスパがいい
③自分の強みに合わせて種類を選択できる
ディグニクスシリーズの欠点
①細かい技術にはなれが必要
②高い
どれを選べばいい?
下のチェックリストから自分に合った最高の1枚を選びましょう‼
☑ディグニクス64
ディグニクス64の詳細記事はこちら↓
☑ディグニクス80
☐ バランスよくオールラウンドに戦いたい
☐ 細かい技術に少し不安がある
☐ 引き合いになることが多い
☐ ラリー全体の質を上げたい
☐ ミート打ちを多用する
☐安定したチキータを打ちたい
ディグニクス80の詳細記事はこちら↓
☑ディグニクス05
☐ 回転量のあるドライブで勝負したい
☐ もっと安定感のある卓球をしたい
☐ カウンターをする機会が多い
☐ 細かい技術に不安がある
☐ 粘り強く戦いたい
☐ 安定感のあるチキータを打ちたい
ディグニクス05の詳細記事はこちら↓
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以上‼もんきちでした🐵
はやく卓球しまくりたい~