粘着×ハイテンション⁉ ディグニクス09C徹底解説‼
ディグニクス09C徹底解説‼
どーも,もんきちです🐵
今回はバタフライから発売の新ラバー「ディグニクス09C」を紹介していきます。
ハイテンション×粘着ということでスピンアートを思い出しますね。
性能はどんなものなのでしょうか?
基本情報
メーカー:バタフライ
タイプ:粘着性ハイテンション
スピン:13
スピード:13
硬度:44
厚さ:厚・特厚
定価:オープン価格
原産国:日本
さすが粘着ラバーというだけあってスピンはかなりの数値ですね‼
回転重視のディグニクス05の上をいってバタフライNO1の回転量を誇っています。
また,ディグニクスシリーズ特有のスプリングスポンジXを使用しているだけあって,粘着ラバーとは思えないほどのスピードももっています。
「速さ×超回転」の組み合わせ。期待が膨らみますね‼
特徴① カウンターが超しやすい‼
(画像参照:https://plaza.rakuten.co.jp/yokosumosu22/2000/)
ディグニクス09Cの特徴NO1はカウンターのしやすさです。
硬いシートで相手のボールに押し負けず,粘着力で自分の回転にギュッと変えることができるので非常に安定します。
速い打点でライジング気味に回転してもネットミスすることなく強力な回転で安定してカウンターをすることができます。
また,少し下がってかけ返す時もハイテンションの力で強烈なボールをかけ返すことができます。普通の粘着ラバーだと下がってしまうと威力が落ちてしまうのですが,ハイテンション粘着ラバーということで短所を補ってくれています。
特徴② 対下回転ドライブがど安定&攻撃的
スポンジでしっかりとボールを持ち,粘着シートでぎゅってつかんでくれるので,対ぶち切れ下回転でも安定して超回転ドライブをかけれます。
粘着×ハイテンションなので回転もスピードもえぐいです。そしてボールがめっちゃ沈みます。
対上回転でもそうなのですが,ディグニクス09Cは弧線は割と高めなのにバウンド直後にめっちゃ沈むので非常に取りにくいボールが飛んできます。沈むボールはカウンターしにくいので,次のボールもこちらから攻めることができる超攻撃的なラバーになっています。
3球目攻撃→カウンターできないからブロック→また俺の攻撃→ブロック→また俺の攻撃、、、といった「ずっと俺のターン」状態が続きます。
特徴③ 神レベルの台上技術
特徴3つ目は「神レベルの台上技術」です。
ディグニクスシリーズは非常に高反発なためストップやツッツキが難しいのが基本でした。その常識を覆したのが「ディグニクス09C」です。
高い反発性能を持つ者の粘着力のおかげもありストップがビタ止まりします。
ネットをちょっと超えたところで止まるので,あいても非常に攻めにくいです。それを無理に攻めてきたらカウンタードーン‼‼‼スキがないですね。
このストップに関しては感動レベルなのでぜひ体感していただきたいです。
デメリット
ここまでべた褒めしてきたので,「粘着×ハイテンション」って最強なんじゃないの~と思った方も多いかと思います。でもじつはデメリットもあるんです。
ご存じかもしれませんが,粘着ラバーってドライブを打つ感覚とかが普通のラバーと違うんです。
粘着ラバーはこする感じで打球しないとなかなか回転がかかりません。
また,こする打ち方はスイングのスピードが遅いと回転をかけきれずに棒球になってしまいます。ほかのディグニクスシリーズは勝手に弾んだり,勝手に回転がかかる感じがありますが,ディグニクス09Cは自分のスイングの速さで回転をかけたりボールを飛ばすイメージです。
粘着の扱いに慣れていない人は慣れるまでに非常に時間がかかるラバーかもしれません。ただし,その分使いこなしたときは存分に性能を発揮してくれるでしょう‼
まとめ
①ディグニクス09Cはハイテンション×粘着で最強レベルの回転と速さを両立している。
②ディグニクス09Cはカウンター・台上技術・対下回転打ちが神レベル
☑ディグニクス09Cがおすすめな選手
☐粘着×ハイテンションに興味がある
☐最高レベルの回転量を手に入れたい
☐粘着ラバーは好きだがもっと飛ぶラバーが欲しい
☐粘着ラバーに興味があるがスピードは落としたくない
☐カウンターがしやすいラバーを探している
☐スイングスピードに自信がある
☑もてたい
ディグニクス09C高い。ぴえん。安く購入するには?
ディグニクス高いですよね、、、
公式ではオープン価格となっていますが,卓球ショップでは10000円くらいで販売されていることが多いようです。
素晴らしいラバーだけどなかなか手が出せない価格ですね、、、
そんなときはネットショップに頼りましょう‼
価格:8,883円 |
ディグニクスシリーズとは?
(https://www.butterfly.co.jp/products/detail/06040.html)
ディグニクスシリーズとは卓球メーカー「バタフライ」から発売されているラバーです。
テナジーシリーズに使用されている「スプリングスポンジ」をさらに進化させた「スプリングスポンジX」を使用しており,高い反発力とラバーへの食い込みを両立させたラバーです。
つまりめっちゃ飛ぶのにラバーにしっかり食い込むから回転もめちゃめちゃかかるラバーということですね‼
バタフライからの情報によると,今回使用されている「スプリングスポンジX」は従来のスプリングスポンジに比べ,食い込むときの変形のしやすさが14%,反発弾性が3%向上したとされています。
(引用:https://www.butterfly.co.jp/product/dignics/sponge.html,2020,4,12アクセス)
また,シートも改良されており摩擦耐久性が倍以上強化されています。
この摩擦耐久性とはラバーの寿命に直結しているもので,耐久性が高くなれば長くなるほどラバーの本来の性能を発揮できる期間が長くなります。
テナジー使用していて,
「あれ,この前変えたばっかりなのにもう引っかかりが悪いぞ?」
という経験はないでしょうか?
基本的に性能のいいラバーはボールがラバーによく食い込む=ゴムに負荷がかかるため,寿命が短くなりがちです。
ディグニクスは性能と寿命を両立させた,実はお財布にありがたいラバーなんです。
ぜひお試しください‼‼‼
ディグニクスシリーズ比較記事↓
以上‼もんきちでしたー🐵
超万能ラバー‼「Fastarc G-1」徹底解説‼
どーも、もんきちです🐵
突然ですが皆さん「Fastarc G-1」をしっていますか?
ある程度卓球している人ならほとんどの人が知っている「Fastarc G-1」。
それもそのはず。なんと発売から10年近くたっているロングセラー商品なんです。
入れ替わりの卓球ラバー業界においてこれほど愛され続けるラバーも珍しいのではないでしょうか?
発売から6年がたった2016年4月~2017年7月まで,
用具売り上げランキング16か月連続1位*1
現在でも高順位をキープしています。
また,石川佳純選手も
(参照:https://www.nittaku.com/nittaku-news/topics/post-265)
私は発売当初(2010年11月)から、ファスタークG-1を使っています。
ファスタークG-1は、スピードが出るし、しっかりとボールを持ってくれるシートなので、コントロールしやすいと思います。
また回転がかけやすく、台上処理がすごくやりやすく非常に満足しています。
ファスタークG-1が一番満足できるラバーだと思います。(引用:https://www.nittaku.com/products/rubbers/post-3,2020.4.27アクセス)
と大絶賛しており,男女問わず世界のトップ選手から愛されているラバーです。
今回はそんな超大人気ラバー「Fastarc G-1」を紹介していきます。
Fastarc G-1って?
Fastarc G-1とはニッタクから発売されている大人気「ファスタークシリーズ」の1つです。「ファスタークシリーズ」にはG-1,P-1,C-1,S-1の4種類あり,今回ご紹介する「G-1」は回転性能に非常に優れたオールラウンダーなラバーです。
硬めのシートがプラスチックボールとの相性が非常によく最近さらに注目されてきております。
最近の高性能ラバーは高額なものが増えてきていますが,Fastarc G-1は高性能ながら手の届きやすい価格を実現しつづけていることも人気の要因の1つでしょう。
基本情報
メーカー:Nittaku
タイプ:テンション系
スピン:12.5
スピード:15
硬度:47.5(ドイツ基準)
厚さ:中・厚・特厚
定価:6,600円(定価)
原産国:ドイツ
特徴① 高いグリップ力
Fastarc G-1の特徴はなんといっても高いグリップ力です。
硬い粒が詰まったグリップ力が高く抜群の威力を発揮する「テンションスピンシート」,ハードな打球感ながらボールをしっかりとつかんで押し出しさらなる威力を生み出す「ストロングスポンジ」が使用されています。
硬めのラバーながらボールをギュッとつかんで強力なスピンをかけてくれるので超回転量と超スピードを両立できるラバーです。また,しっかりとボールをつかんでくれるので,ボールがスリップするようなミスがなくなり安定感がすごいです。
回転量でいうとテナジーシリーズの中のスピン性能に特化した「テナジー05」と同格に感じます。パワードライブは非常に重いドライブが出ますし,ループドライブでは相手のブロックがオーバーミスするほどの超回転がでます。
上の図はニッタクのラバーの性能比較表です。
スピン性能は粘着ラバーを除くとNo1,スピードも上位のほうに位置しています。
また,G-1はファスタークシリーズの中でも一番弧線が高く安定したドライブが打てます。
高いグリップ力によって,高めの弧線と超回転量,超スピードの両立を実現し,どこからでも安定した強力なボールを打つことができます。
特徴② 万能感
特徴の2つ目は万能感です‼
このラバー苦手な技術がなく,ドライブもカウンターも台上もサーブもかなり高い質でこなしてくれます。スピン重視ラバーながら,ミート打ちも非常にやりやすいです。
硬いラバーなのでブロックやカウンターの技術は非常にやりやすいですし,最近のラバーによくある「ボールが勝手に飛ぶ」という感じがあまりないんです。
サーブレシーブは勝手に飛ばないのでコントロールしやすい。なのにドライブはスピードがでる。
勝手に飛ぶのではなく,プレイヤーの力をしっかりとボールに伝える。そんなラバーになっています。
前でも後でも,自分の思ったプレーを高いクオリティで実現してくれる。そんな優等生のようなラバーです。
デメリット
しっかりスイングしてボールを食い込ませる感覚がない選手だと棒球になってしまうことです。
シートが硬く,勝手に弾むタイプのラバーではないためラバーにしっかりと当て食い込ませることが必須になります。そのため卓球を始めたばかりの初心者にはあまりお勧めのできないラバーです。
ただし,1度ボールをつかむ感覚を覚えてしまえばなんでもできる万能なラバーになるので早くレベルを上げてG-1が使える選手になりましょう‼
中級者にもおすすめ‼
非常に万能タイプのラバーなので中級者にもおすすめのラバーです。
ボールをつかむ感覚を補ってくれますし,皆様の実力をそのまま発揮できるラバーになっています。
勝手に飛びすぎずほどよく飛ぶため,伸び盛りの選手でも速いボールを打つために無茶苦茶なスイングになったり,勝手にボールが飛ぶからと手打ちになったりといったよう変な癖がつくことはありません。
苦手な技術でもそれなりのクオリティに,得意な技術は最大限強さを発揮でしてくれるラバーとなっています。
また,ラバーの寿命が長く値段も性能的に比較的お手頃なので,コスパがいいのもありがたいですね‼
ほかにも中級者におすすめなコスパのいいラバーはこの記事で紹介しています。
まとめ
①超回転×スピード‼安定感と攻撃力を両立するならこれ‼
②万能型のラバーでどんな技術でも高いクオリティにしてくれる‼
③寿命も長く苦手な技術がないため中級者にもおすすめ‼
☑Fastarc G-1がおすすめな選手
☐回転をかけるのが得意である
☐スピードよりも回転量重視である
☐重いドライブを打ちたい
☐安定感のあるラリーをしたい
☐一つの技術に特化するよりもバランスよく戦いたい
☐手ごろな値段でハイクオリティなラバーを使用したい
☑もてたい
Fastarc G-1 安く購入するには?
超高性能で寿命の長いFastarc G-1。非常にコスパの高いラバーですがそれでも1円でも安く購入したいですよね?
そんな時私が使っているのがネット販売です。
どうしても町の卓球ショップだと割引率が低かったり他店と値段を比較するのが難しいですよね。
なので私は楽天市場やアマゾン,卓激屋など使い分けて購入しています。
価格:4,290円 |
上のリンクから様々な店のFastarc G1を価格や在庫など見比べながら選ぶことができます。ぜひご活用ください。
以上‼もんきちでした~🐵
*1:卓球王国WEB用具売上ランキング
超攻撃型ラバー‼ 「V>15 Extra」徹底解説‼
どーも、もんきちです🐵
今回は丹羽孝希選手愛用の超攻撃型ラバー「V>15 Extra(エキストラ)」を紹介していきます。
丹羽選手をはじめとして世界のトッププレイヤーが多く使用しているこのラバー。
その秘密に迫っていきます。
V>15 EXTRA徹底解説
基本情報
なんとドイツ製のラバーなんです。
ドイツ製のラバーの特徴は高反発・シートが硬いことです。
その反発力=スピードはディグニクスを超えるともいわれており,超攻撃的なラバーが多いのがドイツ製ラバーです。
また,ボールは直線的になりやすく高反発な分コントロールが難しい上級者向けのラバーとなっています。
特徴① 爆発的なボール
やはり何といっても第一の特徴は爆発的なボールですね‼
フルスイングしたボールは超スピードで直線的な軌道で刺すように相手のコートに突き刺さります。
軌道が直線的だと相手コートへの到達時間が短くなるので,ボールの体感速度が速くなります。
ラバーの引っかかりもよく,しっかりとボールをつかんでくれるため面をかぶせて前にフルスイングしても安定して相手のコートに入ってくれます。下から持ち上げるドライブではなく,上から上から攻めていくことで爆発的な威力が出るラバーになっております。
フルスイング時の威力ならNO1といっても過言ではないラバーです。
特徴② 前陣での安定感
(参照:https://www.victas.com/ja_jp/about/advisory/kokiniwa,VICTAS公式HP,2020.4.25アクセス)
シートが硬く・引っかかりもいいため,相手の速いボールにも押されずしっかりとボールをつかんでかけ返すことができます。そのためカウンターが非常に安定します。
丹羽選手も
「ぼくは前陣でのプレーを大事にしています。その中でもカウンターが武器です。相手の威力に負けないためにもラバーには硬さが必要です。『V>15』は硬くて回転がかかります。フルスイングで打つことができれば、驚くような威力のボールを打つことができます」(引用:VICTAS公式サイト,https://www.victas.com/ja_jp/products/rubber/hienergybacksoft/v-15/v-15-extra)
とコメントしており,世界トップレベルにカウンターがうまい選手が絶賛するほどの仕上がりになっております。
ブロック・カウンターともに最高レベルのラバーです。
使用感
硬度は高めですが思ったより硬く感じませんでした。ドイツラバーの中では食い込ませやすい部類だと思います。ラバー自体は少し重めに感じます。ドイツ製ラバーはパワーがない選手にはつらいですね、、、
打ってみると、、、しっかりスイングしたボールのスピードがやばい。ほんとやばい。あまりボールが速いタイプではないのですが,それでもドライブが武器にできそうなくらいいいボールが出ていました。
また,スピードだけでなく回転も思った以上に出ます。
ブロック・カウンターは非常にやりやすいです。もんきちはどちらかといえばこちらが主戦なので非常にありがたいです。
全然相手のボールに押されないので自分の思ったところに打ち返せるんです‼
チキータも非常にやりやすいです。回転に負けずしっかりとボールをつかんでくれるので安定したチキータができます。
デメリット
しようした中で難しく感じたのが,
①サーブレシーブ
②つなぎのボール
です。
非常に弾むので,サーブは回転はかかるものの台の中に収めるのにコツがいります。
試合とかで緊張した場面ではうっかりと台から出してしまいそう、、、
また,このラバーしっかり振り切ったボールはかなりいいボールが出るのですが,つなごうとしてゆっくりスイングしたらラバーに食い込まず棒玉になりがちです。
ある程度どんな場面でもしっかりと振り切れる選手じゃないと扱いづらいと感じました。
相性のいいラケット
相性のいいラケットはなんといっても「KOKI NIWA WOOD」です。
丹羽選手の特注モデルで,カウンターをはじめとした前陣プレーに特化しています。
前陣プレーが得意なV>15 Extraと相性がいいです。
また,木材合板のラケットなのですが,ボールを包み込む感じがシートの硬いV>15 Extraのデメリットを消してくれる感じがします。
丹羽選手も使っている組み合わせなので間違いないとおもいます。
「KOKI NIWA WOOD」に関する記事はこちら↓
まとめ
①V>15 Extraはしっかりと振りぬいたら爆発的なボールが打てる
②前陣でのブロック・カウンターの安定感はトップレベル
③しっかりスイングできる中~上級者向け
☑こんな選手におすすめ
☐攻撃的なプレースタイルである
☐相手の強いボールもしっかりと打ち返したい
☐入れるだけのドライブをあまり使わない
☐超スピードのボールで相手を打ち抜きたい
☐丹羽選手のようなカウンターを打ちたい
☑もてたい
V15>エキストラ 安く買うには?
V>15 Extra。テナジーやディグニクスシリーズに比べるとメーカー価格6600円と安いですね。性能もいいし。
それでも1円でも安く購入したいならネット通販がおすすめです。
ネット通販では家から出ずに価格を比較しながら購入できるのがいいですね。
今回の記事を見ていいね‼って思った人は意外に安く購入できるのでぜひ見てみてください。
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以上‼もんきちでした~🐵
おすすめはどれ⁉ 「ディグニクス」シリーズ徹底比較‼
どーも,もんきちです🐵
今回は「テナジーを超えるラバー」と名高いディグニクスシリーズを徹底解説していきます。
もうテナジーは時代遅れ??
ディグニクスとはどのようなラバーなのでしょうか??
ディグニクスシリーズとは?
(https://www.butterfly.co.jp/products/detail/06040.html)
ディグニクスシリーズとは卓球メーカー「バタフライ」から発売されているラバーです。
テナジーシリーズに使用されている「スプリングスポンジ」をさらに進化させた「スプリングスポンジX」を使用しており,今まで以上の高い反発力とラバーへの食い込みを両立させたラバーです。
つまりめっちゃ飛ぶのにラバーにしっかり食い込むから回転もめちゃめちゃかかるラバーということですね‼
バタフライからの情報によると,今回使用されている「スプリングスポンジX」は従来のスプリングスポンジに比べ,食い込むときの変形のしやすさが14%,反発弾性が3%向上したとされています。
特徴① 変形しやすさ=回転のかけやすさUP‼
卓球の回転はラバーのゴムがもとに戻ろうとする力でかかるので,ラバーが大きく変形する=もとに戻ろうとする力が大きい→強力な回転がかかるということです。
よく「ボールをつかむ」といいますが,これはしっかりとボールをラバーに食い込ませる=ラバーを変形させることを言います。ラバーが変形しやすいとボールをつかみやすく回転をかけやすいということですね‼
特徴② 反発弾性=ボールの飛びUP‼
反発弾性とはその名の通りボールを押し返す力です。ラバーを貼っていないラケットで打つと全然とばないのにラバーを貼るとよく飛びますよね。
これは手でボールを打つ力にラバーのボールを跳ね返す力が乗っているからです。この反発弾性が高いとよく飛ぶラバーということになります。
特徴③ シートの耐久力=ラバーの寿命UP
シートも改良されており摩擦耐久性が倍以上強化されています。
この摩擦耐久性とはラバーの寿命に直結しているもので,耐久性が高くなれば長くなるほどラバーの本来の性能を発揮できる期間が長くなります。
基本的に性能のいいラバーはボールがラバーによく食い込む=ゴムに負荷がかかるため,寿命が短くなりがちです。
その常識を変えたのがディグニクスシリーズです。
下の画像はディグニクス05と従来のラバーの同じ場所に一定回数ボールを当て続けた実験の画像です。肉眼で見た様子と顕微鏡で拡大した様子が載っています。
水谷選手も
ディグニクスは、シートの耐久性が高いと感じます。毎日練習する場合、かつては大体3日でラバーを交換していましたが、ディグニクス80を使っている今では1週間ほどですね。(参照:ディグニクススペシャルサイトより)
とコメントしており,トップ選手でも約2倍の期間使用できるほど耐久性能が上がっていることがわかります。
ディグニクス3種徹底比較
基本情報
ディグニクスシリーズで比較していくと,
〇スピード 64≻80≻05
〇回転 05≻80>64
となっております。
スピードを求めたい選手→ディグニクス64
回転を求めたい選手→ディグニクス05
バランスを求めたい選手→ディグニクス80
といった選び方をするといいでしょう。
この数値は全ラバー中でも非常に高く64だから回転がかかりにくい,05だからスピードが出ないということはありません。
上の図はバタフライのラバーの性能比較表となっています。
3種とも回転・スピードともにトップクラスに位置していますね。
硬度は3枚とも40となっております。これはテナジーシリーズの36に比べ硬めの数字になっていますが,実際打ってみるとどれもボールをつかむ感じが良くあまり硬さが気になりません。打球感は柔らかいですが,実際は硬くなった分相手のボールに押されにくくなっており,激しいラリーを制しやすくなっております。
①ドライブ
3種を比較してみると,
安定感 05=80≻64
パワー 64≻80≻05
回転量 05≧80≻64
といった感じです。
3種に共通して言えるのは,面をかぶせて前にスイングしてもしっかりと引っかかって安定したドライブが出るというところです。ドライブに関してはそれぞれ特徴はあるもののどれも最高のラバーといえるのではないでしょうか?
②弾道
ディグニクスシリーズはボールの引っかかりがいいため,ラケットのスイング方向にボールが飛んでいきやすく,テナジーより少し高めの弾道を描きます。その分ネットミスが減り,回転量も凄まじいため相手のコートでギュンと沈むドライブが繰り出せます。
(画像参照:https://www.butterfly.co.jp/product/dignics/)
弾道の高さ 05≻80≻64
ボールの深さ 64≻80≻05
③引き合い
個人的な感想になりますが,引き合いは
80≻64≻05
という感じがします。
80は回転とパワーのバランスが良く,後ろからでも安定して威力の高いドライブを連発できます。64は非常にパワーがあるため攻撃的な引き合いに向いています。
05は安定はするのですが,少し弾道が高く相手に上から打たれるためどちらかというと凌ぐ感じの引き合いになることがあります。
どれも相手のボールに押されないため引き合いに非常に向いているラバーです。
④ブロック・カウンター
ブロック → 05≻80≻64
という感じがします。どれもよく弾むので,少し抑えるイメージでブロックしないとオーバーミスしてしまうことがあります。問題なくできますが,可もなく不可もなくという感じです。
カウンター → 05≻80≻64
という感じがします。どれもコンパクトなスイングで強力なカウンターが可能で,その中でも特に05が安定しているように感じます。ラバーの硬さのおかげで相手の強力なドライブに押し負けることが少なくなりました。
64・80はミート打ちが非常にしやすく,前陣でたたいてカウンターする選手にはこの2枚がおすすめです。
⑤サーブ・レシーブ
サーブ → 05≻80≻64
全体的に少し長くなってしまいがちです。05が一番コントロールしやすく,回転がかけやすく感じました。
台上 → 05≻80≻64
これもサーブと同じでどれもかなり弾むので,慣れるまではストップを浮かしてしまうことも多いでしょう。その中でもコントロールしやすいのが05でした。
チキータ → 05=80=64
これはどれもかなりやりやすいです。05は回転強めの安定型チキータ,64は速いチキータがしやすく,チキータ主戦の選手は自分のチキータの質に合わせてラバーを選ぶのもありだと思います。
⑥扱いやすさ
中級者目線で扱いやすさを比べてみると,
80≧05≻64
といった感じです。
バランスがいい80が一番扱いやすかったです。64は非常にいいボールが出るのですが,細かい技術をする際コントロールが難しかったり,弾道が低めで安定感が少し落ちるような気がしました。
ガンガンドライブ型の選手は64でごり押しするのがいいと思うので選手によって合うラバーは変わってくると思います。
まとめ
ディグニクスシリーズの強み
①テナジー以上の超高性能
②寿命が長くコスパがいい
③自分の強みに合わせて種類を選択できる
ディグニクスシリーズの欠点
①細かい技術にはなれが必要
②高い
どれを選べばいい?
下のチェックリストから自分に合った最高の1枚を選びましょう‼
☑ディグニクス64
ディグニクス64の詳細記事はこちら↓
☑ディグニクス80
☐ バランスよくオールラウンドに戦いたい
☐ 細かい技術に少し不安がある
☐ 引き合いになることが多い
☐ ラリー全体の質を上げたい
☐ ミート打ちを多用する
☐安定したチキータを打ちたい
ディグニクス80の詳細記事はこちら↓
☑ディグニクス05
☐ 回転量のあるドライブで勝負したい
☐ もっと安定感のある卓球をしたい
☐ カウンターをする機会が多い
☐ 細かい技術に不安がある
☐ 粘り強く戦いたい
☐ 安定感のあるチキータを打ちたい
ディグニクス05の詳細記事はこちら↓
ディグニクスシリーズ安く購入するには?
ディグニクスシリーズ高性能で寿命が長いといっても高いですよね、、、
卓球ショップでは1万円することも、、、
そんな時はネットで安いものを見つけましょう‼
家から出らずに値段を比較しながら購入できるネットが圧倒的におすすめです‼
↓このように格安ラバーがたくさん販売されています。
ぜひネットで安くディグニクスを手に入れましょう‼
以上‼もんきちでした🐵
はやく卓球しまくりたい~
回転×スピード‼ ディグニクス80徹底解説‼
今回は「テナジーを超えるラバー」と呼ばれるディグニクスシリーズの中から,
スピードと回転のバランスに優れた「ディグニクス80」を紹介していきます。
値段も性能も最高峰‼
あなたをワンランク上にあげるラバーです‼
(https://www.butterfly.co.jp/products/detail/06050.html)
ディグニクス80の紹介
ディグニクス80の特徴はなんといってもそのバランスです。
速さと回転を両立したオールラウンダーな戦いができます。
基本性能
タイプ:ハイテンション裏ラバー
スポンジ:スプリングスポンジX
スピード:13.75
スピン:11.75
硬度:40
厚さ:特厚,厚
価格:オープン価格
テナジー80との徹底比較
数字だけ見てもわかりにくいと思うので実際使った感想を踏まえてテナジー80と比較しながら解説していきます。
比較表
比較表を見たらわかるように,スピード・回転・寿命すべてがテナジー80を上回っています。
スピードはスピード特化の「ディグニクス64」,回転は回転特化の「ディグニクス05」に及ばないものの,二つのいいところをバランスよく掛け合わせたような数字になっています。
バタフライのラバーの中でも最高クラスの回転とスピードを持っていることが上の表からわかります。
①ドライブ★★★★☆
はやい‼そしてかかる‼
まさに64と05のハイブリットといった感じです。
64ほどぶっ飛ばないものの,しっかりとスピードが出ます。
回転はバリバリかけれます‼
正直あまりディグニクス05との差は感じられませんでした。どちらかというと64より05よりなのかな?
テナジー80も高性能でバランスがいいのですが,なんでも卒なくこなすといった感じ。対しディグニクス80はなんでも最大限に発揮するといった印象です。完全にパワーアップ版ですね!
弧線はテナジーよりやや高め,ディグニクス05に比べるとやや低めです。
テナジー80に比べ硬度が上がっているものの打球感は意外と柔らかくしっかりボールをつかんでくれます。
切れている下回転に対してもしっかりと振りぬけば重く速いボールが打てます。
②引き合い★★★★★
かなりやりやすいです。
テナジー80に比べ反発力・硬度が上がっているので,相手のボールにより押し負けなくなりました。しっかりと回転もかかるので下がったところでも強力なボールを打ち返すことができます。
私としては的には一番引き合いがやりやすいラバーでした。
③ブロック★★★☆☆
飛ぶラバーですがブロックは問題なくできます。ただ,ブロックしたとき思ったより弾道が上に行ってオーバーすることがあったので,少しボールを抑えるイメージを持つといいかもしれません。
④カウンター★★★★★
かなりやりやすいです。ディグニクスシリーズ全般に言えるのですが,テナジーに比べしっかりとボールをつかみ,なおかつ相手のボールに押し負けないので安定してカウンターができます。
前陣で相手のボールを利用するカウンターも,少し下がってかけ返すカウンターもどちらも非常に安定しました。
④サーブレシーブ★★★☆☆
サーブは可もなく不可もなくといった感じです。
短いサーブはテナジーのほうが若干切れる感じはありますが,慣れれば問題なくかけられます。サーブが少し長くなりがちなので間隔をつかむまでは苦戦するかもしれません。
レシーブは若干浮きやすいです。ディグニクス64ほどではないですが,ストップしたときに思ったより弾んだという時があるので,意識して練習して早めに間隔をつかむ必要があります。
チキータは最高にやりやすいです。早いチキータよりも回転重視の安定型のチキータのほうが合っていると思います。対ぶち切れ下回転でも積極的に入れるチキータではなく攻めるチキータができます。
⑤ミート打ち
意外にミート打ちがやりやすいんです。
テナジーよりも回転に影響されず直線的なミート打ちが打ちやすいように感じました。
最近の前陣両ハンドの高速卓球では「みまパンチ」や「はりパンチ」のように前陣でのミート打ちカウンターがかなり重要視されているのでありがたいですね。
⑥寿命
ディグニクス全般に言えますが,圧倒的にテナジーより長いです。
テナジーは1か月ほど使っていると性能の劣化がかなり気になり始めますが,ディグニクスは2か月使ってもまだまだ現役です。
性能もアップして,寿命もかなり延びているのでテナジーよりも少し高いもののかなりコスパの高いラバーです。
フォアとバックどちらが向いている?
正直どちらも向いています。世界トップ選手でも両面ディグニクス80の選手も多くいます。
高いから両面なんか無理にきまってるだろおおおおおおお
というのであればどちらかというとバックのほうがおすすめです。
攻守のバランスが良く,小さなスイングで強力なボールを打つことができるのでブロックから反撃に移りやすいです。チキータが非常に打ちやすいのもいいですね‼
また,バランスがいいラバーなので決め球よりもラリー全体の質を上げるのに向いているので,フォアハンドで決めに行くときはもっと回転かスピードか特化した特徴が欲しくなるかもしれません。
まとめ
〇長所
1.超高いレベルの回転×スピードのバランス
2.前陣でも中陣でもせめて守れるオールラウンダー
3.安定したラリー力
4.コストパフォーマンスがめちゃめちゃ高い‼
〇短所
1.ストップやツッツキのような台上技術が慣れが必要
2.短いぶち切れのサーブが出しにくい
3.高い
以上を踏まえてディグニクス80が向いている選手は下のような選手です。
☐オールラウンダーに戦いたい
☐ずば抜けた長所がない
☐ラリー全体の質を上げたい
☐スピードドライブとループドライブの使い分けをする
☐攻めるだけでなく攻守のバランスをよくしたい
☐中陣からダイナミックに引き返したい
☐自分に合うラバーがわからない
☐性能のいいラバーを長く使いたい
☑もてたい
ディグニクス高い。安く買うには?
ディグニクス高いですよね、、、
公式ではオープン価格となっていますが,卓球ショップでは10000円くらいで販売されていることが多いようです。
素晴らしいラバーだけどなかなか手が出せない価格ですね、、、
そんなときはネットショップに頼りましょう‼
バタフライ(Butterfly) ディグニクス80 06050 RED (Men's、Lady's) 価格:7,837円 |
ディグニクスシリーズとは?
(https://www.butterfly.co.jp/products/detail/06040.html)
ディグニクスシリーズとは卓球メーカー「バタフライ」から発売されているラバーです。
テナジーシリーズに使用されている「スプリングスポンジ」をさらに進化させた「スプリングスポンジX」を使用しており,高い反発力とラバーへの食い込みを両立させたラバーです。
つまりめっちゃ飛ぶのにラバーにしっかり食い込むから回転もめちゃめちゃかかるラバーということですね‼
バタフライからの情報によると,今回使用されている「スプリングスポンジX」は従来のスプリングスポンジに比べ,食い込むときの変形のしやすさが14%,反発弾性が3%向上したとされています。
(引用:https://www.butterfly.co.jp/product/dignics/sponge.html,2020,4,12アクセス)
また,シートも改良されており摩擦耐久性が倍以上強化されています。
この摩擦耐久性とはラバーの寿命に直結しているもので,耐久性が高くなれば長くなるほどラバーの本来の性能を発揮できる期間が長くなります。
テナジー使用していて,
「あれ,この前変えたばっかりなのにもう引っかかりが悪いぞ?」
という経験はないでしょうか?
基本的に性能のいいラバーはボールがラバーによく食い込む=ゴムに負荷がかかるため,寿命が短くなりがちです。
ディグニクスは性能と寿命を両立させた,実はお財布にありがたいラバーなんです。
ぜひお試しください‼‼‼
以上,もんきちでしたー🐵